第二章 第一節 使徒行伝概説 37

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第三 異邦人・キリスト教会の発展 (十三章ー十八章)10

(2) 教会宣教の対外的弁証(二十二章三十節ー二十八章三十一節)2

⁋続いてカイザルに上告する為、カイザリヤよりローマに到る地中海航行の記事が記され、途中難船等様々の患難に出遇ったが、パウロはかって主が「雄々しかれ、汝エル サレムにて我につきて証をなしたる如く、ロマにても証をなすべし」と語り給いし言の通り、遂にロマに護送されるに至った顛末と、彼のロマ獄中の生活が概説されて本書は終っている。 ユダヤ人の訴の為に、パウロは福音を対外的に弁明する機会を与えられ、福音は遂に世界の中心なるロマにまで伝えられる結果となった。本書はこの経過を辿る事によって、神の教会を迫害せんとする人間の悪意と謀略との凡てを神は逆用し、之を世界救拯の聖旨遂行の為に変容し給うことを証言している。

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第二章 教会書>第一節 使徒行伝概説 37 終わり、次は第二節 ロマ書概説 01

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